騒音性難聴
定義
騒音性難聴は、突然の強大音や長時間続く騒音で内耳が障害される病状です。
耳には、外耳、中耳、内耳という3つの部分があります【耳の機能を見て下さい】。外耳は、キャッチした音波のエネルギーを拡大します。中耳は音を内耳に伝えるとともに、音の信号を増幅する働きもあります。内耳は中耳から伝わった音の振動を電気的な信号に変換し、その電気信号を聴覚の神経で脳に到達させます。大きな音は、内耳が音の振動を電気的な信号に変換する機能を害します。花火のように瞬間的な大きい音はもちろん、長時間続く工場の騒音なども内耳を傷めます。
12.5%の子どもは騒音難聴があると思われています。 米国政府医療機関の研究者アマンダ・ニスカーによると、4時間バイクに乗ること、2時間ヘッドホンで大きい音を聴くこと、7分ロックコンサートを聴くことによって、耳を傷めます。12.5%の子どもは騒音難聴があると思われています。 (Better Homes and Gardens, November 2001.)
治療
残念ながら、よい治療方法はありません。内耳が騒音で傷んだら、回復は困難でしょう。年齢に関わらず、真剣に難聴を予防する必要があります。非常にうるさい場所にいる時は、必ず耳栓か耳おおいを付けてください。耳栓がフィットしているかどうかで、遮音効果がずいぶん変わりますので、しっかりとフィットする耳栓を使ってください。
文献
- Australian Hearing Services, Hear & Now, Issue 2, February 1998.
- Australian Hearing, Frequency and Intensity of Familiar Sounds, NF, 1982.
- National Institute on Deafness and Other Communication Disorders (NIDCD).
- National Institute for Occupational Safety and Health (NIOSH) Wise Ears Campaign.
